日本国内は勿論のこと、世界各国でも人気のアウトドア製品メーカーであるコールマン。
初心者からベテランまでユーザーの心を掴んで離さない理由とはいったい何なのでしょうか。
今回はコールマンのテント・タープを長年愛用してきたゆとりキャンプがコールマンの特徴と魅力について解説していきます。
「コールマンって知っているけど、詳しくないなぁ」という方もぜひ、メーカーの特徴を知って、より深く豊かなアウトドアライフを楽しんでください。
では、高い信頼を誇る老舗、コールマンにせまりたいと思います。
コールマンとは
コールマンは米国カンザス州で創業された、キャンプ用品を取り扱うアウトドアの総合メーカーです。
創業者のW.C.コールマンはまず自家製ランプの製造から開始しました。
屋外用全天候型ガソリンランタンを発売した後、製造を開始したスチールベルトクーラーが、成型プラスチックを初めて実用化。
クーラーボックスに革命をもたらします。
初のテント、寝袋、キャンプチェア製品を発表し、1976年に日本支社を開設。
LPガス式ツーバーナーやドームテント、アパレル商品に至るまでアウトドア製品を打ち出してきました。
ガソリンランタンの製造から始まり、クーラーボックスやテント、寝袋といったアウトドア製品の製造に広がっていったのですね。
その他にも多くの製品を生み出しながら、創業から120年の時を経てきました。
長年の歴史が積み重ねてきた安定と実績がコールマン商品にはあるのです。
コールマンのロゴにあるランタンマークは、
ランプの製造から始まったことが由来なんだね
またコールマンは災害支援としてテントや寝袋等の提供、環境保護活動や子供のための自然体験などのイベントも行っています。
コールマンの魅力
老舗のアウトドア総合メーカーであるコールマンは、初心者からベテランのキャンパーまで幅広い支持を得ています。
その魅力の秘密をいくつかのポイントにまとめてみました。
信頼性
品質、耐久性について評価が高いコールマン製品ですが、過去には、連合軍へ5000個のG.I.ポケットストーブを納入したり、2002年冬季オリンピック・パラリンピックの聖火を開発したりという実績があります。
軍や国から役目を任されたという歴史からも品質の高さがうかがえます。
またコールマンはロングライフ製品を目指し、キャンパーに長く製品を使ってもらいたいという希望を打ち出しています。
そのため、古い機種や廃盤となった商品のパーツも継続的に供給しているのです。
破損や紛失に対してケアする体制が整っているから
長期的な愛用が可能なんだね!
気に入った製品をメンテナンスしながら使えたら愛着はひとしおでしょうね。
気になるメンテナンスや修理サポートについては後述していきます。
豊富なラインナップ
コールマンの製品は、テントや寝袋、クーラーボックスにランタン、イスやテーブルと言ったファニチャーにクッキング用品、アウトドアアクセサリーやアパレル用品。
初心者向けのスタンダードなアイテムから、アウトドア上級者の要望に応えた商品までラインナップは多岐にわたっています。
まさにかゆいところに手が届くというように、投げかけられるニーズに答えた商品を多数発表しています。
きっと、あなたのこだわりポイントに答えた製品が見つかることでしょう。
アパレル製品には日常使いできるものもありそうだね
アウトドア用リュックは丈夫で、通勤や通学に適しているみたいだよ
カラーバリエーションが豊富なことも特徴のひとつで、独自の商品の他にコラボアイテムも販売しています。
コラボアイテムはデザイン性が高く目を惹きますが、機能性も兼ね備えていますので安心。
定番商品でも人と違ったものを持ちたい、という方には最適なのでこまめに公式ホームページをチェックしてみましょう。
アパレルブランドとのコラボも多数あるので、アパレルブランドから興味を持ってアウトドアにはまる方もいるのかもしれませんね。
種類が豊富だと好みのデザインや色に出会える確率が上がって嬉しいね
お手頃な価格
価格については比較的安価で扱いやすいものが多いです。
初めてアウトドアに挑戦する方はスタンダードアイテムも揃えやすいでしょう。
キャンプ人気が上がって価格帯も上昇傾向にある中で、品質の高さと価格帯からしてもコストパフォーマンスがよいのが魅力です。
製品の特徴を掴んで、豊富なラインナップの中から
希望にあったものを購入しよう
満足度が高まるとコスパもあがるね
サポート
コールマンはメンテナンスやアフターサポートのサービスが手厚く、破損や故障などがあっても修理やパーツの買い替えが可能です。
近くの店舗で購入したり、部品を取り寄せることも出来るのでもしもの時も焦らずにすみます。
テントやタープ類の宅配クリーニングサービスを行っていたり、各製品のメンテナンスハンドブックが公式ホームページに掲載されているところを見ても、商品を長く使って欲しいという企業側の熱意が伝わってきますね。
よくあるQ&Aや、取扱説明書もホームページ上で確認することが出来ます。
また、企業側がメンテナンスや修理を行っているだけでなく、製品メンテナンスの紹介や講習会も実施しています。
公式Youtubeでもメンテナンス情報を公開しているので気になる人はチェックしてみてくださいね。
カスタマーサービスで依頼する場合は修理費用がかかることがあるから注意してね
Youtubeにはテントの貼り方の動画もあるよ
廃棄物に新しい命を吹き込む新プロジェクト「MFYR」
コールマンは「廃棄物に新しい命を吹き込む」をコンセプトに、一度は “ゴミ” とされたモノに新しい役割を持たせ、
価値のある製品として再生される循環型の社会を目指すための一歩として、「MFYR」を立ち上げています。
自然の中で遊んでるからこそ、自然を大切にしたいよね
コールマンの最高峰「マスターシリーズ」
コールマンにはマスターシリーズという製品のラインナップがあります。
より高い品質、快適さと様式美を追及した上級者向けともイメージできるシリーズです。
キャンパーをとりまく環境を考慮し、最高の素材と法制技術を取り入れたテントとはなにか。
所有することを誇れるようなファミリーテントを作ることが、シリーズ誕生の発端だったそうです。
コールマンのマスターシリーズは2004年に誕生します。
2003年に発表した、機能と素材に強くこだわったモデル「リミテッドモデル」の好反応を受けて、シリーズは展開されたそうです。
そしてメージとして定着していた、キャンプ=夏休み、という印象を変える製品を次々に発表していきました。
四季を通じてキャンプを楽しむために
マスターシリーズの製品は、日本の高温多湿への対策はもちろんのこと、雨天の中でも過ごしやすいように作られています。
また、寒い季節になると冬場用のテントに変えることが定番でしたが、年間通して使用できるテントも開発されました。
キャンパーにとって、寒い時期に行うアウトドアへのハードルが下がったことでしょう。
快適さにこだわった製品
快適さへのこだわりも強く、数センチの高さ、数度の角度を変えることでソファのような座り心地を追及したチェアや、当時の最大級の広さを誇るテントを作り出しました。
このテントが生まれたことで、今では当たり前の8~10㎡の大型区画キャンプ場が増えていくことになります。
また、様式美への追及から出来上がった製品はキャンプ場にとどまらず、自宅でも使いたいというニーズを受けて、あらたな顧客の幅を広げました。
新しいキャンプやそれにとどまらないスタイルを提案していくマスターシリーズ製品ですから高価格なのも頷けます。それだけ信頼が置けるということでしょうね。
ブラウンとベージュの組み合わせがマスターシリーズを印象付ける色なんだよ!
マスターシリーズは今年20周年を迎えています。
変化しながらも普遍的な存在であるマスターシリーズ、今後の挑戦も楽しみです。
コールマンに興味が出たそこのあなたへ
ここまで読んで、コールマンに興味を持ち始めているのではないでしょうか?
そんな方には「パートナーフィールドプログラム」がおすすめです。
パートナーフィールドプログラムとは、全国11カ所のキャンプ場で、実際にコールマン製品を使用してのキャンプが出来るプログラムです。
キャンプの楽しさを味わってほしい、という思いから行われているもので、理想のキャンプ体験が可能です。
コールマン製品に囲まれ、最高峰のテントで寝泊まりして、ぜひその快適さを肌で感じてみてください。
通例では、マスターシリーズ、タフシリーズ、ガソリンランタンのレンタルとレクチャーのサービスがありますが、コロナ対策のため現在は実施していないそうです。
詳細は公式ホームページでご確認くださいね。
まとめ
日本にキャンプという文化を根付かせ、豊かに発展させているコールマン。
その特徴と魅力を解説してきました。これは知らなかった、そうだったんだ、という気づきが少しでもあったら嬉しいです。
アウトドアやキャンプライフ、そして日常生活に至るまでコールマン製品と共に楽しんでみてくださいね。
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