MENU
ブログ村ランキング参加中!応援よろしくお願いします

【暖かくなると動き出す】春キャンプの虫よけ対策!危険な虫から自分を守ろう

太陽の日差しが徐々にあたたかくなる春の季節。

春はキャンプをするのにうってつけの時期ですが、春は冬ごもりから目ざめた虫たちも活発になる季節です。

蚊のように、刺されてもかゆいだけならまだしも、痛みや苦痛を伴う危険な虫も中には存在します。

そんな春の虫について、虫が苦手でなるべく距離をとってキャンプをしたいと強く思っているゆとりキャンプが春の虫についてご紹介いたします。

一部、虫の写真が登場しますので苦手な方はご注意ください。

目次

春キャンプで注意したい虫

殆ど虫のいない冬キャンプを過ごしていると、春~夏の虫対策をついつい忘れがちですが、なかには危険な虫も存在します。

春キャンプで遭遇する可能性のある虫とその特徴をご紹介します。

ブヨ(ブユ)

出展:ミツモア

ブヨは日本全国の山間部・渓流地域に生息しており、春から夏にかけて繁殖のために吸血をします。

見た目はハエのような姿をしており小型で黒っぽいのが特徴ですが、厄介なことにブヨの羽音はほとんどしないので近づいてきたことに気付きにくいです。

また、噛まれた直後はあまりかゆみは感じませんが、翌日以降、激しい患部の腫れと痛みを伴い、体質によっては病院の受診が必要になるほど重篤化することがあります。

ブヨは特に、朝や夕方の時間帯に活動的になるため、その時間帯は特に注意するようにしましょう。

日本には数多くの種類の蜂が生息しています。

その中でも春から夏にかけての被害報告が多く、日本でも最も危険な虫とも呼ばれているのが「スズメバチ」です。

スズメバチは大柄で攻撃的な性質を持ち、活動期自体は4月~12月になりますが、特に繁殖期にあたる7月~10月に攻撃性を増すと言われています。

また、スズメバチは日本全国の低地から低山地に生息しており、木の枝や軒下をはじめ、木の根元や土の中にも巣をつくります。

マダニ

マダニは森林や草地などに多く生息し、春から秋にかけて活動が活発になります。

人や動物の皮膚にくっつき、吸血することで栄養を摂取し繁殖していきます。

主な栄養源が血液であることから、シカや野うさぎ、イノシシがでる地域においては多く生息していると言われています。

吸血をすることから病原菌の媒介をすることがあり、ツツガムシ症・ライム病・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)といった重篤な感染症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

吸血されていることに気づかないことがありますが、マダニを無理に引きはがそうとすると皮膚のなかにマダニの一部が残ってしまう可能性があるため、できるだけ皮膚科を受診して取ってもらうようにしましょう。

むーむー

犬も格好の餌食だから気を付けなきゃだよ!

厚生労働省ホームページ

チャドク

出展:農家WEB

チャドクガは毒蛾の一種で、幼虫期(けむし状態)のときは目に見えない細い無数の毒針を有しています。

ツバキやサザンカと言ったツバキ科の低木に潜んでおり、4月~5月,8月~9月の年2回幼虫が発生します。

本州から九州・四国まで幅広い地域に生息し、毒針に触れると肌が赤く腫れ上がり、激しいかゆみやかぶれを引き起こします。

また、チャドクガの毒針は風に乗って周囲に散らばるため、直接チャドクガに触れなくても害があるので要注意です。

たか

大人も眠れないほどの痛みって聞くよ…

おなじみの蚊は日本全国に生息し、夏の7月~9月頃に一番活発的になると言われています。

蚊は水辺に卵を産み付ける性質があるため、川や湖がある立地で発生しやすいですが、バケツや空き缶に溜まった少量の水からでも発生します。

普段の生活でも見かける、とてもポピュラーな害虫ですが、その害はかゆみやかぶれ以外にも、感染症を媒介する危険な虫でもあります。

蚊は「地球上でもっとも人間を殺している」としてランクインすることもあるので、しっかりと対策をしておくと良いでしょう。

ムカデ

ムカデは正確に言うと「虫」ではなく「蟲」に分類され、蜘蛛などと同じ扱いになります。

ムカデは春から秋にかけて活動しますが、特に5月~6月は繁殖時期のため特に多く発生すると言われています。

ムカデはゴキブリや蜘蛛など、自身の餌になる昆虫がいて、湿度が高く暗く、狭い場所を好むため、森林や沼地でよく見かけられます。

キャンプ場では落ち葉の下や石垣の隙間に隠れていることが多く、スリッパや脱いだ靴の中にいないか確認してから履くことを習慣付けておくのがおすすめです。

ムカデに噛まれると、その瞬間に激痛が走り、毒によって患部の腫れ、痺れ、頭痛や発熱などの症状がでます。

なぎ

ムカデの毒は42℃以上の熱に弱く、ムカデに噛まれたらすぐに
熱めのお湯に15~30分程度浸すと痛みが和らぐんだって!

虫よけ対策で安全にキャンプを!

自然の中にいるとどうしても虫に遭遇してしまうことはあります。

ですが、しっかりと対策をすれば虫に遭遇するリスクを大幅に減らせるので確認していきましょう。

長袖・長ズボンを履く

虫よけ対策の基本は肌を露出しないことです。

キャンプ場では肌の露出を極力避け、虫に噛まれたり刺されたりしないようにしましょう。

特に、首や足首などは露出しやすく、盲点になりやすいので注意が必要です。

また、明るい色の服装を選ぶと、スズメバチの興奮を抑えることができたり、マダニや虫が付着していた時に気づきやすいのでおすすめです。

加えて、アウトドア系のファッションブランドでは虫よけ加工が施されている素材でできたファッションアイテムなどもあるので、上手く取り入れてみるのが良いでしょう。

むーむー

僕のキャンプ用の服は防虫効果があるんだよ

テントの場所を工夫する

日差しが暖かくなると、新緑を眺めたり、木陰で休んだりする目的で木の近くにテントを立てる方もいると思いますが、木の周りは蜂や毛虫がいる可能性が高まるのでなるべく避けましょう。

また、暖かくなると水辺で清流を眺めながらのキャンプをする方もいるかと思いますが、水を好むブヨや蚊、ムカデなどがいる可能性が高まるので、こちらもなるべく避けた方が良いでしょう。

たか

虫を完全に避けることはできなくても、好む場所から
離れるようにはしたいね!

虫よけグッズを活用する

各メーカーから虫よけグッズが販売されているので、そちらを活用している方も多いのではないでしょうか。

私たちは愛犬と一緒にキャンプにいくため、なるべく犬に優しい成分で作られている虫よけグッズを持って行っています。

また、犬専用の虫よけ対策グッズを持って行くのはもちろん、マダニの予防薬や混合ワクチンも欠かさないようにしています。

なぎ

愛犬とキャンプを楽しみたいなら絶対!

¥499 (2024/03/19 19:38時点 | Amazon調べ)

虫に刺された・噛まれてしまったら

虫に刺されたり嚙まれてしまった場合、適切な処置がその後の経過を左右する場合があります。

適切な応急処置ができるような必ず年頭に置いておきましょう。

ブヨ・チャドクガは毒を抜く

ブヨに刺されてしまったら、まずは患部を流水で流し、毒針を抜くようにしましょう。

チャドクガの場合は、毒針が細く見えにくいのでセロハンテープなどの粘着力のあるものでそっと押さえて毒針を抜くようにしましょう。

マダニに噛まれたら基本は医療機関で

マダニを無理に引っ張ると、マダニの一部が皮膚のなかに残ってしまうことがあります。

自分で抜くときはピンセットなどを使用して口の部分から引きはがすか、基本は医療機関(皮膚科)を受診し、取ってもらうようにしましょう。

ムカデに噛まれたら熱いお湯をかける

ムカデの毒は熱に弱いとされているため、患部を43度程度のお湯で洗い流すようにしましょう。

ムカデの毒を万が一飲んでしまうと、口内の炎症・嘔吐・呼吸障害などの危険な症状に繋がる可能性があるため、決して吸い出さないようにしてください。

アナフィラキシーショックに注意!

ムカデや蜂に刺されると、アナフィラキシーショックと呼ばれる急性アレルギー反応が起こる可能性があります。

アナフィラキシーは、アレルギー反応でも特に重篤な状態であり、「アレルゲンなどの侵入により複数の臓器に全身性にアレルギー症状があらわれて生命に危機を与え得る過敏反応」と定義されています。 複数の臓器とは、皮膚・呼吸器・消化器・循環器・神経などを指します。

ADアレルギーポータル

一度、ムカデや蜂に刺されたことがある人は、2回目に噛まれるとアナフィラキシーショックを起こしやすいとされているので要注意です。

少しでも気になる症状がでたら、迷わず救急車を呼びましょう。

対策をして楽しいキャンプを!

キャンプをしている以上、絶対に虫に遭遇しない、というのは難しいかもしれませんが、しっかりと対策をすればその脅威はぐっと減らすことができます。

万が一に備え、キャンプの時も保険証や近隣の医療機関を調べておくとより安心することができるので、心配な方は是非準備しておくようにしましょう。


ランキング参加中!応援よろしくお願いします

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

\頑張りすぎないゆとりのあるキャンプを/
ゆとり世代夫婦+フレンチブルドッグ|夫婦キャンプ歴6年


「キャンプはこだわらなきゃいけない」
「オシャレで映えたキャンプじゃないとダメ」
そんなイメージを払拭する、ゆるく無理のない、でも楽しいキャンプがモットー

コメント

コメントする

目次